top of page

ガラスコーティング剤の種類

コーティングと言われるものは数多く、WAXやポリマーの様な油、シリコン系、ガラス繊維や樹脂の含まれるガラス系(DIY用)、プロ仕様の硬化ガラス膜になる硬化ガラス系(業務用)。最近ではイオン(電荷)によって撥水、コートする物(簡易コート)もありますがよく分からないので省略。

コーティングの施工を考えている方が欲しいのは先ほど書いた硬化系を想像していると思います。ココでは、WAX系・DIY系・硬化系ガラスコーティングの差について書きます。

まずはWAX系、昔からある固形や液体の油脂で水分を弾いて艶を出すタイプ!

膜厚があって、傷やピンホールを埋める効果もあって最もピカピカになるかもしれませんが、エンブレム周りやゴムの隙間、隅や角の拭き取りが出来ない所に溜まって白く固着し後々見栄えが悪くなるだけでなく塗り付けているだけなので雨や洗車で徐々に流れ落ち、耐久性が無く1〜2ヶ月しか持ちません。更に、排気ガス等油脂系の汚れとはとても良く馴染むので油汚れを引きつける。

次にDIY系、現在市販されている物に一番多いタイプかな?

液状の溶剤やアルコールにシリコンや樹脂が入っていて密着性と耐久性を持たせてるタイプ。

神経質にならなくても簡単に施工が出来て誰がやっても失敗しない様に作ってあるので自分でやるには最高のコーティングだけど、WAX系と同じで塗り付けてあるだけなので密着はするけど硬化もせず(固化はするのかも)雨や洗車で徐々に流れ落ち、耐久性は2〜6ヶ月程度かな?WAX系よりは高性能だけどお金を出して施工する物ではない。あくまでも、DIY用!

最後に硬化系、市販品ではほとんど手に入らない。業務用で施工が難しく、名前の通りすぐに硬化が始まるので小さい面積を少しずつ塗っては拭き取り、塗っては拭き取りしないとムラになってしまう。

施工にコツが要るから、施工店もクレームが怖くて一般には売りたがらないわけ!そもそも、日差しや風のある屋外での施工は無理なんでしょうね。

後、膜厚が薄いから傷消し効果がなく、しっかり磨いた後に施工しないと全く艶は出ない。最低でも施工は1泊2日以上掛かるって言われたな。

でもでも、コツを掴んだプロが適温、無風の屋内でコツコツ施工すると先の二つとは違って、コイツは塗装と結合した硬化膜になるから雨や洗車で流れ落ちることも無いし、柔らかい物での摩擦では剥がれず耐久性は最低でも1年はあると思う!!

当然砂埃をかぶった状態で濡れタオルなんかで擦れば削れ落ちてしまうけどそんな奴いないだろ?

表面には撥水膜、その下にガラス膜が出来て汚れを落ちやすくしてくれる。撥水しなくなってもガラスの層は残ってるから鳥糞や虫、雨でシミが出来てもコーティング上の話で塗装は守られてる!

長々と書いたけどガラスコーティングって言われて誰もがイメージするのは最後に書いた硬化系ガラスコーティングでしょ???

それが、施工出来るのって専門店しか無いんですよ!!

施工店による違いについては『専門店と兼業店のコーティング剤の違い』で書いてます。

​スポンサーリンク

 

​スポンサーリンク

 

​スポンサーリンク

 
関連記事
 
bottom of page